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2021年12月18日

映画「GET BACK」(上)

映画「GET BACK」(上)
久しぶりの投稿だ。
前回「ホワイトアルバム番外編」から5年、「私とビートルズ」のカテゴリーとしては実に13年ぶりの投稿である。
本来、この投稿をする前に、アルバム「Let it be」や「ABBEY LOAD」の覚書を書かなければならないのだが、年齢と共に創作意欲が衰えてきていて、メインブログの「じょーじの深酌高唱」でさえ月一回の更新が精一杯だ。

この「映画『GET BACK』」は、2009年4月投稿の「映画『レット・イット・ビー』」の続編として、カテゴリー「私とビートルズ」に入れることにした。
私は「映画『レット・イット・ビー』」で、大いなる喜びと不満を書き、この映画の正式DVD化を望み続けてきた。
そして、一昨年当たりから、かのピーター・ジャクソン監督によって「GET BACK」というタイトルで再び映画化されると知り、この日が来ることを心待ちにしていた。
映画は劇場での上映ではなく、11月25日から「ディズニープラス」で3回に分けてネット配信された。
合計7時間50分の長編である。一般上映が難しいのも無理はない。
「ディズニープラス」の月料金は990円だが、たった990円で「GET BACK」が何度も見放題なのだ。テレビに繋げばそこそこの大きさで観ることができる。

だらだらと前置きが長過ぎた。内容に入ろう。
一回通して観て、気付いたのは、映画「レット・イット・ビー」は、監督マイケル・R・ホッグによって、かなり脚色されたものだったということだ。
メンバー間の軋轢が強調されているし、時系列通りに進んでいない。DVD化されなかったのも頷ける。
1969年1月2日に「トゥイッケナム・スタジオ」で始まったゲットバックセッションは、1枚のLPを作り、そのリハーサル風景並びに1月19日に3年ぶりのライブの模様を映画にするのが目的。
映画「GET BACK」はその過程を日捲りのように追っていくので、各曲がどのように仕上がっていくかよく分かる。

1月2日。
最初にスタジオに現れたのはジョンとジョージ、続いてリンゴ。遅れてポール。
「I've Got a Feeling」「Don't Let Me Down」「Tow Of Us」
1月3日。
「One After 909」「第3の男」「I’ve Got A Feeling」「Don't Let Me Down」「Jealous Guy(歌詞が違う)」「All Things Must Pass」「I'm So Tired」など。
1月6日。
「Don't Let Me Down」、「Two Of Us」はまだアップテンポで、ジョンはエピフォン使用。
この後ジョージとポールの「弾く」「弾かない」の口論がある。映画「レット・イット・ビー」で強烈な印象を与えたシーンだ。

ー「映画『GET BACK』」(中)に続くー


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